実験教室

さて,今日は倉敷で行われた科学の祭典に出かけました。県内中の理科関係者が集まって,様々な実験や科学工作を体験させてくれるというイベントです。
さて,会場は広い場所にそれぞれの団体が机を出し,それぞれの実験や工作を入場者相手にしています。ものすごい熱気です。人気のブースには順番待ちの行列。このゴチャゴチャした雰囲気は以前体験したことがあるぞ。





思い出しました。
コミケです。ちょっと懐かしい雰囲気でした。
いろいろ見て回るうちに,三女が赤青黄に色づけされた人工イクラを作る体験がやりたいと言い出しました。しかしそのブースは40分待ち。帰らなくてはならない時間も迫ってきたので,人工イクラは体験せずに渋々帰ることにしました。さらに,三女はシクシク泣き出すしまつ。
科学に興味関心が芽生えた時,答えてやらないでどうする!この体験が,将来の科学に対するきっかけになるかもしれないじゃないか!(けっして、ひっかけではないです、という深読み)
えーい。ここは理科の先生である父ちゃんが一肌脱ごう!
というわけで,自宅に帰る途中に中学校によってマイ実験道具の「アルギン酸ナトリウム」と「塩化カルシウム」を入手。早速,家庭でできるお手軽実験教室の開催です。詳しいことは省きますが,この2つの薬品を使うと人工イクラが簡単に作れるのです。3人娘は大喜びで楽しみました。よかったよかった。で、下の写真がその人工イクラです。


さて,自宅に帰る途中,歩道を手をつないだまま自転車で並進している男女連れが。それを見た長女が
「あ!バカップルだ!」
とそのバカップルの話題で盛り上がりました。

そして,夕食は近くの長崎ちゃんめんへ。
私たちが座ったボックスの隣のボックスで,若い男女がテーブルの上で手をつないでいちゃいちゃしています。すると三女が
「お父さん見て見て,バカップルがいるよ!」
と大きな声で言うのです。
その時の彼女の顔がとてもおもしろかった。という,サザエさんに出てきそうなお話でした。