子供の時の体験

研究室で「子供の頃,何が好きだった?」という話になりました。
私は工作であり,釣りや生き物を捕まえる(飼う)かなあ。
同室の先生は顕微鏡クラブ(ひたすら顕微鏡観察するらしい)や電気工作クラブに入っていた,ということです。
たまたま理科の教員が多いせいか,子供の時から理科好きになる素質というか体験をしっかりしているということですね。逆に言うと,幼いときから自然科学に対するおもしろさに気づいていたと言うことになるでしょうか。

逆に子供の頃いやでいやでたまらなかったのが,ピアノのレッスンとスポ少のソフトボールでした。
私自身スポーツは好きです。中学の陸上部ではけっこう活躍しました。しかし,スポ少で子供の時の体験があまり美しくないので(いじめられたとかではなく,なんだか合わなかった),スポーツに対するおもしろさとかすばらしさが身にしみてないように思えます(運動部の熱血指導に興味がないのもそのせいかも)。もし,スポ少時代にすばらしい感動が得られていたなら,今頃は熱血部活命(いのち)教師になっていたかもしれません。

そういう意味では,我が家の長女(小4)がピアノに夢中です。
私がピアノのレッスンがいやでいやでやめたのが小4の時です。同じ小4でも,長女はピアノが好きでがんばって練習しています。小学校の音楽発表会でも学年代表でピアノの伴奏をするそうです。ピアノの楽しさやすばらしさを子供ながらに感じたということでしょうか。活躍できる場を与えてくださった学校側にも感謝しています。
よく,子供達や保護者に「何か得意なことや好きなことが見つかればいいですよねえ」という話をします。
我が家の長女はとりあえず「ピアノ」というものを見つけたようです。さて,残りの二人はどうなるやら・・・。