折鶴

 修学旅行の平和集会で折鶴を献納するために折鶴を折っています。折り紙のセットを生徒のグループに渡すのですが、たいがい金色が一枚は入ってます。で、お約束
「おーい、ええか、金色の鶴を折ったやつは、翼に必ず百を書くように。」
まあ、たいがいの生徒は
「またよーるわ。」
とか、その手の生徒はこそこそ声で(大きな声で言えないのがサミシイ)
「ひゃくしき、ひゃくしき」
と様々な反応をしてくれて、勝手に自己満足しているのです。
 しかし、いつもいるのがまじめな生徒。
「先生、百を書いていないのですがいいですか?」
とか
「百を書くことにどのような意味があるのですか?」




「すいません。ごめんなさい。」(ギャグを説明さすな!)