たい焼き

たい焼き店の出店ブームのようですが、我が家の近所にも新しいたい焼き屋ができました。諸般の事情により店名は伏せます。理由はすぐわかります。
まず、店内に入りました。客が入ったのに反応なしです。50代に見えるおじさんが一生懸命焼いてます。おばちゃんが2人、何か奥でやってます。
おじさんの手さばきはどう見ても素人。先日行った「鯛よし@藤戸」のおじさんはまさに職人といえる手さばきで、どんどんたい焼きを作っていました。
さらに、初めて見ました。
失敗したたい焼き。
たい焼きを焼く型をパカッと開くと、中には餡と生地が混ざったような謎の物体が。もちろん鯛の形はしてません。
「あれれ?失敗したなあ?」とおじさんはニコニコしながら、鉄板にこびりついた生地や餡をハケでとってました。
原因は私にもわかるよ!普通、生地→餡→生地の順番で型に入れてフタをするでしょう。
たぶん、最後の生地を入れ忘れたんでしょう。鉄板に生地がこびりついているところから、油も塗り忘れたか・・・。
まあ、オープン初期の頃は段取りが悪いのは、セルフのうどん屋でも良くあることです。
さあ、問題は味です。
袋に入れてもらって、家に帰って見てびっくり。
なんじゅあ?この薄さは?(写真参照)
生地もフニャとして「コシ」なし。しっぽを持つとポキッと折れてしまいました。
餡も特筆することはありません。

さて、このお店。何ヶ月持つか・・・。