流水計フルスクラッチ

職場の研究で目に見えない現象の視覚化に取り組んでいます。
残念ながら、幽霊とかサイコキネシスの視覚化じゃありません。
「電気」です。
今まで、数々の研究者が挑んでは、なんかしっくりこない分野です。
みなさん覚えてますか?
並列回路では、全体の電流は各回路の電流の和になります。
この時点で、もうわけがわからん!とお嘆きの貴兄は、私の授業を受けるべきです!

まずは、この電流を理解してもらいます。
電流を水の流れとしてその現象を捉えます。
この手法は古くからやられている方法ですが、どの授業も水が流れるだけでその水がどのくらい流れたか測定する電流計にあたる物が存在しません。

存在しないのなら作ればいいのよ!
流水計!

原理は簡単です。水車を作ってその水車が何秒間に何回転したかを数えればいいだけなのです。
回転数を数える・・・・
そうです、螺旋力を数えるのです。

条件です。

  1. お安くできる。(PCの水冷式の流水系は2980円)
  2. 手軽な材料でできる。(百均で売っているような物で作る)
  3. 特別な技術を要せずに作れる。(特殊な工具とかテクを必要としない)

というわけで、試作第1号です。
見た目はいいのですが、けっこう工作が面倒くさいのと螺旋力が速すぎて測定不能なのが欠点です。