[映画ビデオ覚書]UDON

香川から離れて、15年。私にとってのうどんの思い出は、よく父親が言う「俺も昔は悪だったんだぜ」と同じ程度のものになっていました。しかし、8月9日になぜか麺通団として香川に呼ばれ、再びメンバーとうどんや巡りをしたことによって、また、心のスイッチが入ったようです。そのスイッチとは何か、その時まだ、このおっさんは気づいていませんでした。(映画風な出だし)
ものすごく大げさに、思いこみも含めて書きます。笑わないように。
映画を見てると、昔はこうだった、昔は良かった、あーあんなに楽しかったのに、ということばかりよみがえってきます。そして、それと同時に、それに比べて現在はどうだ、なんでこんなおもしろくない仕事やってんだ、あー今の仕事つまんねえ、と反対のことも浮かんできます。
当時は、ワクワクして仕事をしていました。うどんの仕事以外でも、イベントの仕事、月刊誌の仕事、マスコミの仕事・・・。当時のタウン誌研修で、田尾社長(当時)の授業の資料を私が作らされました(なんでじゃ)。その中に「仕事はワクワクしながらしなくてはならない。」と書いたのを覚えています。
現在、全然ワクワクして仕事をしていません。教師という仕事がそうなのか、いや、前任校ではおもしろかった経験がたくさんあります。じゃあ、今の学校がつまらないのか、社会がつまらないのか・・・・。
この映画を見終わって、その答えがでました。自分がつまらなかったんです。
おもしろい物がなかったら、「どや、これおもろいやろ!」といえるものを 自分で発見しろ、自分で作り出せ、ということをこの仕事でいや「恐るべきさぬきうどん」で学んだんじゃなかったのか!現在それをやってるか?忙しいのは逃げ道。当時の方がもっと忙しかった。
さあ、みんな(って誰に呼びかけてる?)学校でワクワクすることやろうよ。何かないかな〜。よーしとりあえず、文化祭の映画はワシの好きなように作るぞー!


あ、映画の内容ですが、良かったです。5回ぐらい泣きました。おQさんをはじめ、知っている人がいっぱいでてるので、自分が出ていないのがとても悔しいです。