就実吹奏楽部定期演奏会で思うこと

 長女が所属している吹奏楽部の定演でした。3年生にとっては最後の演奏となります。長女も2年生で参加しております。
3年生の演技や演奏を見ているととてもすばらしく、青春を謳歌している姿がひしひしと感じられます。
 しかし、長女はある決断をしました。この定演で吹奏楽部をやめるということ。以前も書きましたが、長女は努力の塊です。就実の吹奏楽部といえば、演奏の上手な人ばかり。そんな中、高校から始めた楽器で何とかレギュラーの座をもらい、なんと野球で言うところの甲子園にも匹敵する全国大会にも出場できました。そんな長女が退部の決心をしました。
 理由は、やっぱり自分の本当にやりたい楽器ができないということ。もうひとつは、進学したい大学ができたこと。今の成績では、ちょっと厳しいようです。何事もそうですが、全国を目指す部活の練習は想像以上です。目標が決まればそれに向けて最大限の努力をする長女。勉強に集中したいようです。
 私は仕事柄、勉強を理由に部活動をやめていく生徒を数多く見ています。私の経験した全てといっても言い過ぎでない生徒が、部を辞めた後、堕落していきます。部をやめて成績が伸びた生徒はいません。そんな姿が長女とダブります。しかし、そこは努力の塊。見事私の心配を跳ね除けて、第一志望の大学へ合格してくれるでしょう。
 1年後の定期演奏会で長女の晴れ舞台が見られないのは残念でしたが、第一志望合格の笑顔を楽しみにしております。

PS1.なんかゆるーい文化部に入らないのと聞いてみました。写真部とか手芸部とか・・・お、地学部があるじゃない。
PS2.忘れてはいけませんが次女も実は高校入試なのです。きのう何時間勉強したの?と聞くと、「30分」だそうです。トホホ。