カムイ外伝

よかった点
スガル=小雪 なかなかイメージ通りでよかった。
不動=伊藤英明 この人の演技力には疑問を持っていたのだけれど、意外とかっこよくてよかったです。
霞斬り 霞斬りの特徴を捉えたよい演出です。
備中松山藩ということで出演者が岡山弁みたいなのをしゃべるのでおかしかった。

いまいちな点
飯綱落とし。陳腐。劇中でほとんど使われなかったのが救いか。
CG。違和感ありあり。「ワタリ」とか「服部半蔵陰の軍団」みたいな昔の忍者映画のアクションはあまり違和感なかったのになあ。動きのぎこちないスパイダーマンみたい。
松山ケンイチ(蓮さんごめんなさい)。悪くはないんだけど、うーん、何が足りないんだろう。この人、もうちょっと演技は上手なはずなのに・・・と思ってしまいましたが。
変異抜刀霞崩しはどこに行った!
エンディング。やっぱり「忍びが〜とおおる〜」じゃないとだめじゃー! 

全体的には、合格点をあげてもいいかと思います。
単なる忍者映画だけでなく、決してハッピーエンドにならないカムイのお話の重たさをうまく表現したと思います。
しかし、ワイヤーアクションとかCGはもうちょっとどうにかならないのかなあ。
もう一度原作とアニメ版を見直します。